昨日でやっと塩野七海さんの本を読み終えた。
「わが友マキアヴェッリ」の文庫本のである。
ルネッサンス期を生きた、仕事中毒の官僚、。
マキアヴェッリ君が政変に巻き込まれて失脚し、そのあと田舎に引っ込んで
失意のなか、苦しみながら自分も思いを込めて書いた数々の名作を世に送りだす。
マキアヴェッリといえば、陰謀大好きのくらい奴みたいな
イメージだったのが正反対だったのが面白かった。
彼は超有名な「君主論」を始め、
多々の名著をものにした人だけど、その他に
戯曲(それもちょっとエッチでばかばかしいコメディ)も書いていたのも知らなかった。
特にプライベートな手紙は面白くて、同僚に送った手紙なんか、
みんなで回し読みしていたらしい。(確かに今よんでもおちゃめ!)
もし現代にマキャベリが生きていたら、超人気ブロガーになったに違いない。
時は華麗なるルネッサンス、登場人物も豪華、でほんとに本を読む楽しみを
味あわせいただいた。
私がそれにもまして気になったのは解説の佐藤優氏。
あんまり時事ネタには詳しくないので、この人のことを知らなかった。
(そういえば、こんなことあったよな~。って程度)
しかしとても気になる人なので、今度はこの人の本をよんでみようかな。
めちゃめちゃやばい感じだけど。
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