ミニマムな暮らし方に関する本やブログをよく目にするようになった。
自分自身の魂の声(大げさだなあ…)
に照らすと、多分一番理想のライフスタイルなんだと思う。
子供の頃、日本は高度成長期のまっただなかで、
父母から、「早く、高く、多く、」もっともっととせかされて育ち、
青年期はバブルのまっただ中で、セレクトする「モノ」を競い、
今は過去の遺物(人には単なるゴミ)を持て余している現状。
幼い頃の夢は(小学生の低学年)は
・一人暮らし
・放浪
・山で暮らす
というもので、もちろん誰にも(特に母には)理解してもらえなかった。
その頃はまって読んだ本といえば、
「ロビンソン・クルーソー」
「家なき少女」…テレビアニメ「ペリーヌ物語」の原作
「十五少年漂流記」
「愛の妖精」…ジョルジュ・サンド作。
森で暮らす魔女のような女の子が出で来る。
その子に心底憧れた。
理想は山のオンジ(アルプスの少女ハイジの)暮らし。
10歳までに確立されたアイデンティティがその人の本質だという話を
聞いたことがあるが、小さな女の子にしては変な夢だが、
夢中になって読んだ本から考えると、私の本質はそういうものなんだろ。。
ミニマムな暮らし対する根源的な欲求と、それを十分に
実現できない現実が、ここ最近の疲労感の原因なのかな。
同時に近頃目につく「断捨離」(だんしゃり)という言葉。
これはミニマムな暮らしのバックボーン宗教的ともいえる概念。
「断」入ってくるいらない物を断つ
「捨」ガラクタを捨てる
「離」物への執着心から離れて「自在」の空間へうつる
というもの。
片づけにヨガの精神性をとりいれて、
というか、整理整頓する方法を仏教の言葉で上手に本の書名にしたもので、
ヨガの中でプラティヤハラという段階があるが心の執着をとるために
断捨離が必要なものということらしい。
「anan」でも特集されたらしいから悩んでいる人多いんでしょうね。
捨てるって、ホント知力体力気力いるなあ、特に私には。
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1 件のコメント:
私も、「十五少年漂流記」ははまりましたよ。
ほんと、アルプスの少女ハイジの暮らししてみたいですね。
草原におもっきり寝っ転がってみたいです。
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